【せどり・転売・プロスペクト理論】商品を寝かして利益を数倍に!

こんにちは。wonder boy です。

今回は、第5章仕入れ&テクニック編
『商品を寝かす』ということについて話していきます。

新品のせどりをしていく場合、定価よりも価格が上がった商品、
いわゆるプレ値の商品を仕入れて売るからこそ、利益が出るわけです。

しかし、多くのリストを持つ情報発信者がメルマガで紹介した
商品などは、どんどん仕入れる人が増え、あっという間に
価格が落ち、値下げ合戦になった。

せどりをしていくと必ずこのような経験をすることがあります。
もちろん、僕もそれは経験したことがあります。

ほとんどのせどらーは、商品の値段が落ちてきたら
どんどんカート価格に合わせて値下げをします。

そして、利益も出ない価格になったらビビって数十円~数百円でも
良いかいいや的な考えで赤字で売る人も現れます。

ところが、そこで同じように値下げして売らずに
商品を寝かすという方法があります。

仕入れた商品を一定の期間寝かす、つまり
あなたの家に置いておくことで、それがお宝商品に
変わることがあります。

次からは、僕が一定の期間寝かして価格が上がったところで
売り切った商品を3つほど紹介します。

寝かして価格が上がってから売った商品

ねんどろいど 刀剣乱舞-ONLINE- 燭台切光忠


刀剣乱舞のねんどろいどは、この燭台切が
発売される前に、すでに発売していた『三日月宗近』のねんどろいどがプレ値になり
かなり利益を出すことができたので、もちろん燭台切にもチャレンジ。

しかし、三日月をほとんど確保できなかったせどらーが
多く参入してきたため(三日月がいけたんだから燭台切も高値になるだろうという安易な考え)、
発売後も苦戦の状態が続いていました。

僕は、おそらくこのような展開になることは予想していたので
最初から寝かし覚悟で数を仕込みました。

モノレートのグラフをみていただければわかると思いますが
2016年12月現在、8000円程度まで値段が上がってきています。

3600円前後で仕入れ、7000円代で全て仕込んだ分を
売り切りました。

このようにそこまで高回転ではなくともある程度安定して需要があるもの、
また人気玩具のように次々に追加で生産してこないものに関しては、そこまで不安なく
寝かすことができます。

Chau(初回限定盤)

Chauというのは、HeySayJUMPのシングルCDですが、この時のHeySayJUMPは
ウィークエンダーという初回プレスまでもが早期にプレ値になった
バケモノシングルが発売された次のシングルだったので
注目が集まりました。

ところが、出品者が一気に150を超えることとなり
一気に価格が下落していきます。

そして、定価を割る価格にまでなってしまうのです。

価格推移のグラフを掲載しておきますが、
定価割れし、出品者どんどん減っていき、
8月には出品者は100人を切りました。

ここから各店舗の状況、アマゾンの出品者の在庫等を調べながら
安いものをどんどん回収していきました。

10月くらいは、まだ平気でツタヤにも在庫がある状況だったので
出かけたついでに買っておくくらいの感じで少しずつ集めていたのを
覚えています。

先に紹介したねんどろいどとは違って今度は、
発売後にかき集めた商品となります。

そして、年末のDVDの予約と同時くらいから価格が上がりだして
年明けに一気に価格が上がってきたところで
持っていた在庫を全て放出させました。

発売日が4月末だったということを考えると
約半年かかっています。

ですが、半年で定価の数倍に膨れ上がるとしたら
美味しいですよね。

ただ、これはどのアーティスト、作品にも見られることではありません。
1年、2年寝かしたとしてもダメなアーティスト、ダメな作品はあります。

なので、しっかりと商品を選定するという必要があります。

ポケモンカードゲームXY メガバトルデッキ60 メガリザードンEX

最後に紹介するのが、ポケモンのカードゲームです。
トレカというと僕の中では鉄板の寝かし商材だったりしますが、
こちらのリザードンのメガデッキは、プレ値になることが確定していました。

それは、このリザードンデッキよりも後に発売された
メガレックウザのデッキがその1年前のクリスマスに既にプレ値になっていたこと。

ランキングは発売されてから1年もの間、常に3ケタをキープ
し続けていたこと。

出品者が20以下の状態をキープし続けていたこと。

出品者は問屋ばかりだったこと。よってせどらーが
仕入れられるような商品ではなかったこと。

つまり、需要ははるかにあるわけです。
常にランキングがいいわけですから。
そしてレビューもよい。

あとは、在庫が豊富にあるわけだから
これが枯れさえすればよいのです。

2016年は年末にサン&ムーンの発売も重なって
一時期ではありますが、8000円をこえる価格にも
なりました。

僕は、これを全て定価で手に入れたので
もう少し気づくタイミングが早ければ定価以下でもかなり
商品を手に入れることができたのではないかと反省が残った
商品でもあります。

1680円仕入れ。
最終的には、6000~7000円の価格で全て売りきってしまいました。

まとめ

今回、商品を寝かして利益を得るということについて
お話してきました。

商品を寝かすことで確かに利益が取れるようになります。
しかし、寝かすということは、その商品を仕入れるために
使ったお金が寝ている状態になります。

つまり、その間は、そのお金は動かないままなので
あなたがあまりキャッシュを持っていない場合
フローが悪化することとなります。

なので、小資金しかない場合は、寝かすということは
全く僕はおすすめしません。

仕入れたら即売る。1ヶ月以内でガンガン売れていく
商品ばかりを仕入れていくのが良いでしょう。

それくらい在庫回転率を意識して仕入れていかないと
用意した資金では立ち行かなくなります。

せどりを始めたばかりの頃は、寝かすということは
あまり考えないようにしておきましょう。

人間は、目の前に利益があるとわかったとき、
利益がなくなるというリスクを回避しようとします。

そして、損失を目の前にした時には、その損失を回避しようと
無意識に考えてしまいます。

これを行動経済学の世界ではプロスペクト理論なんて呼びますが、
せどりに当てはめるなら、この商品は現時点では損切りしかない。

しかし、あと1ヶ月置いておいたら利益が取れる値段にまで
戻るかもしれない!

もちろん根拠があるのなら良いのですが、
このように、何も根拠がないとしても、人は損失を回避しようと
してしまうのです。

あなたもそんな経験ありませんか?

だから、この商品はもともと寝かすために仕入れたのか?
それとも即売るために仕入れたのか。

これを頭に入れておくと良いでしょう。
もっと言うならその商品を仕入れるときどのようなプランを描いて
売ろうと思っているのかをイメージしておくと良いです。

そうしておかないと、あーこれも値段落ちた。寝かそう。
あーこれも。あーこれも。これも。これも。これも。…

キャッシュがなくなりゲームオーバー><

ぜひぜひ、商品を寝かす時あるいは大量に商品を刈り取る
時もそうですが、注意が必要だということも忘れないで下さいね。

僕はこれからも寝かし&大量の刈り取りに挑戦していこうと
思っているので、おもしろい結果が出た時には随時記事にして
いくつもりです。

行動経済学はおもしろいのでぜひ学んでみて下さい。

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