【せどり】大ボット時代をどう生きていくのか【順応です】

こんにちは、アキです。

2021年秋くらいからSNSを通じてBOT(ボット)がせどり界隈にも広まってきています。

PS5やエックスボックスの黒箱などの縦積み画像をツイッターにアップして、いいねを集め、インプレッションを高めて、集客しながら自身のBOTコンサルに誘導するという手口ですが、けっこうな人がカモにされているようですので、僕からも注意喚起しておこうと思います。

今回の記事は、ボットを使って大量に縦積みしてやろ!と安易に考えている人や、ボットって何なの?という方にも役に立つ記事なのかなと思います。それでは、さっそくいきましょう。

ボットとは?せどりにおいてどう役に立つ?

まずは、一番基本的な所から説明していこうと思います。

ボットと呼ばれてはいますが、要はなんなのかと言うと、自動的に作業を行うプログラムのことです。

電脳せどりやもっと細かく言うと刈り取りというパソコンを使って仕入れをするせどり手法がありますが、その際に使用していくのがボットというものになります。

国内・海外含めれば実にたくさんのボットが存在しています。

勘違いしてはいけないのは、ボットを手に入れたからと言ってせどりで大儲けできるわけではないということです。

昨年2021年くらいから、大量に商品を縦積みしボットを使って稼いでいます!みたいな人たちがSNSにたくさん現れてきました。
特に海外のクックグループ(せどりグループ)が日本支部みたいなものを立ち上げて、日本人をスタッフとして入れてグループを拡大をしようとSNSで集客などをしはじめました。

ボットといえば、もともとはスニーカーやシュプリームなどのアパレル系のせどらーが使っていたのですが、海外のボットがアマゾンのJPや楽天市場、オムニセブン、ヨドバシなどなど日本国内のサイトに対応するようになり、かなり国内のせどらーにも広がっているなという印象があります。

その影響もあってか、日本国内のせどらーもボットを使う人が増えてきました。

では、ボットがあるとせどりにどう役に立つのかといえば、自動で動くプログラムなわけですから、要は購入したい商品がそのサイトで販売開始になったら、あるいは在庫切れになっている商品の在庫が補充されたら「購入しろ」という命令をプログラムに組み込めばいいわけです。

そうすることで、普通であればそのサイトを見張っていて販売が開始になったら一気にアクセスして買うとかそんな面倒なことをやる必要がないわけです。

これから説明する通りそれほど簡単というわけではないのですが、ボットが自動で商品を仕入れてくれるなら、あなたがいちいちサイトにアクセスして何回もF5を押したり、早押し競争に参戦する必要もないわけです。

2021年のクリスマス商戦の目玉といえばもちろん『ぷにるんず』でした。これをあなたがPCの前で在庫復活を狙うことなく、ボットを起動させておけば、ほら50個!…100個!

こんな感じでクリスマス商戦の時に、ぷにるんずが手に入っていれば!!!

爆益間違いなしでいたよね!

ボットがあればPS5は山積みできるのか

さて、先程お話した通り、自動で商品をボットが仕入れてくれるのなら、そりゃあせどらーからしたら夢のような事ですよね。

でも、先にはっきり言っておきます。

ボットは間違いなく稼ぐことができます。

ただし、ボットを手に入れたからと言って、簡単に稼げるかと思ったらそれは大いなる間違いだということです。

おそらくほとんどの人は、ボットを手にしたところでロクに稼ぐこともできず、いつのまにか大金を払ったものの、ほとんど商品を買うことができず、指を加えて縦積みした人のことを見ている。

それが現実です。

稼げる人は、ほんの数%の人たちだけであって、それは普通のせどり、いや全てのビジネスと同じですね。本当に儲けているのは一握りの人達だけなのです。

ツイッターにアップされた大量のPS5の画像を見て、ちくしょー!!!ボットされあれば私も買えるのにいいいいい!!!!みたいに思っている人も多いかもしれないですが、それは幻想に過ぎないわけです。

ボットで稼いでいくためには常に研究が必要

ツイッターにアップされたPS5の大量の縦積み画像。

確かにあなたが羨ましがる気持ちはわかりますが、あれだけ数を買うための努力や研究については実はツイッターではほとんど語られてないですよね。

例えば、単純に考えても同じサイトから同じ商品を何個も買うと考えると、それだけアカウントの数が必要になるのは当然ですよね。50、100、場合によっては数百とかのアカウントを作る場合もあります。

PCももちろん廉価型タイプではなく、専用にけっこういい奴を用意したり、回線も速いものを準備しておく必要があります。リモートデスクトップなどを契約している人も多いでしょう。

そしてプロキシー(後で説明します)を用意したり、それが折られてしまえば(*使えなくなるという意味)、また用意をしたり、サイト側でボット対策がされてしまえば、また新しいボットを用意したりなどなど、実は想像を絶するほどの資金や労力がかかっていたり、メンタル的に結構来る事もあります。

それでもめげずに研究し、コンマ何秒という調整をしたりしてようやく辿り着ける境地があったりするわけです。

ここまで努力し、自己を研磨し続けられるなら、ぶっちゃけボットで稼いでいる人は、たまたまボットをやって稼いでいるだけであり、他の事をやっても稼げるんだと僕は思います。

大ボット時代をどう生きるのか【注意事項あり】

昨年2021年のクリスマス商戦でおもちゃを仕入れた方なら何となく勘付いているかと思いますが、ぷにるんずを手動でアマゾン復活した在庫をポチれた人が何人いたでしょうか。

数年前であれば、シナウスをフォローして、通知ONにしておけばそこそこプレミア商品は買うことができましたが、時代は変わりました。ATCリンクからいったとしても、購入できることはほとんどありません。

ポケモンカードなどもそうですね。

ポチれなくなったということは、つまりあなたよりも先に購入している人がいるということですね。それがボットを使うボッターによる刈り取りですね。

例えばアマゾンであれば、彼らは大量のアカウントを用意して在庫復活した商品を根こそぎ刈り取って行きます。手動でどれだけ速くATCボタンを押したとしても、プログラムに人間が勝つことはできないのです。

まさに大ボット時代がやってきたな~というのが僕が思っている感想です。

では、この大ボット時代をどう生き抜いていけばいいのか。。。

僕は、順応していくしかないのかなと思っています。つまりは、ボットを使うという選択肢を取ってみるということ。
特にクリスマスの時期なんかは、みなさん感じ方もいると思いますが、はっきり言って目玉商品を数百個アマゾンがリスしたにも関わらず、根こそぎボットに持っていっていかれては、たまらないですよね。

アマゾンが1限にしました!とかこれはボットの前ではぶっちゃけ無意味なんですよね。

昨年のクリスマスで言うなら店舗で手に入れるのが困難なぷにるんずなんかは、電脳で復活するたびに買っておきたい商品です。それが、買えないとなると死活問題となります。

そのため、やりすぎるのは控えておくべきですが、適宜ボットの使用をしていかなければ、このせどり戦国時代を生き抜いていくことはできないでしょう。

ただし、注意も必要です。

当社の事前の許可を得ることなく、自動化された手段(自動購入ツール・ロボットなどこれらに準ずる手段)を用いて商品を購入すること

例えば、楽天市場の利用規約には、上記のようにボットでの商品の購入やスクレイピングして情報を取得することを禁止するとはっきりと明記してあります。これは、つまり楽天側にボットを使用しているのがバレてしまえば、もちろんアカウント停止となることは間違いないでしょう。

ボットを使って買っているのかは、異常な買い方をしない限りバレることはなさそうですが、楽天でのボット使用についてはあなたの判断に任せるしかありません。万が一、あなたのアカウントに影響が及んだとしても責任は取れませんし、最悪それ以上のことが起きる可能性もあります。あくまでご自身で判断するようにして下さい。

また、アマゾンは、説明するまでもないですが複数アカウントは基本的に認められていません。(セラーと購入用アカウントで2個はあり)なので、複数アカウントを用意・運用する際には最新の注意を払っておいて下さい。

はっきり言って、どうぞボットを使って買って下さい!的な店舗などないわけです。大量のアクセスによってサイトに負荷がかかり、小さなサイトであれば504エラーとかが頻発してしまいます。

なので、くれぐれも異常なアクセスや買い方は控えて程々にやることをおすすめします。

ボットはどこで購入することができるのか?

すでに説明している通り、人気のボットを手に入れるためには比較的大きなコミュニティなどに所属していないと購入するチャンスは与えられません。

また、ランニングコストもかかるため最初は期間を決めてレンタルするのが良いでしょう。
ボットをレンタルするには、ボットマートというサイトを利用する人が多いです。

ボットマートはこちら 基本的に英語のやり取りとなりますが、英語が苦手な方は翻訳サイトを活用しましょう。

どんなボットがあるのか

ここでは、界隈で有名なボットをいくつか紹介しておきます。

  • mekpreme(メクプリーム)
  • こちらは、シュプリーム専用のボットとなっており、リスにかなり強いボットです。

  • cybersole<
  • サイバーと呼ばれたりしていますが、かなりすごいボットで持ってれば誰でも買えると言われています。シュプリームからショピファイのサイトまで何でも来い!みたいな感じのボット。かなりプレミア価格となっています。

  • the s××t bot
  • それぞれの頭文字を取ってTSBと呼ばれています。ナイキのスニーカーズの専用ボットとなります。エントリーするだけのボットですが、ナイキアカウントを大量に用意すればいくらでもエントリーができます。GBでのみ安く買うことができます。

  • balko bot
  • shopifyやfootsuiteなどのサイトに対応しているので、MCTも狙えるというのがいいところですね。ただし値段は高いです。

    いくつかのボット用語を解説

    最後に、基本的な用語を一応解説しておきます。あなたがもし、ボットを使って商品を仕入れるとなると知らない用語がたくさん出てくることになります。

    その時は、ぜひ参考にでもして下さい。

  • 串(クシ)
  • プロキシーの略称のこと。このプロキシを利用することで、自分の居場所を隠すことができ、複数商品を購入するためには必要不可欠なものとなります。

    串にもいくつか種類があり、レジと呼ばれるもの。これは、レジデンシャルプロキシの略称となっており、言葉通りですね、『レジデンシャル』ですので実際の住宅から接続してる感じを見せかけられる串のことです。簡単に取得できるというメリットがある一方、速度は今ひとつといった感じ。

    DC串と呼ばれるものもあり、こちらはデータセンタープロキシの略称です。簡単に説明すると高速の串って感じです。速度が速いのが良い点ですが、多くのサイトで弾かれてしまいます。

    そして、ISP串。これは、上で説明したレジとDCを合わせた最強の串だと思って下さい。ただし、こういう串はみんな欲しいですから、なかなか入手しづらいですし、コストもかかってしまいます。

    生IP通称生(なま)と呼ばれたりしますが、これは自分のPCからローカルホストで繋げたそのままのIPのことです。

  • GB(グループバイ)
  • コミュニティ単位でボットなり、プロキシーを買うことをいいます。有名なボットや質の良いプロキシーはコミュニティに所属してGBなどで買うしか方法がないのが現状です。

  • BAN(バン)
  • これは、もう垢バンとかの言葉が有名ですから説明するまでもないですが、主にボットの世界では大量にアクセスしたことにより、IPが拒否されてしまうことをいいます。

    ソフバンという言葉もありますが、これは速度の制限がかけられます。

  • 拡張BOT・非拡張BOT
  • 拡張BOTというのは、グーグルクロームの拡張機能を用いて使用するBOTのことです。1つのグーグルアカウントにつき組めるタスク(商品を買うという命令を出すこと)は一つになるため、拡張BOTを使う場合は、グーグルのアカウントが大量に必要になります。

    グーグルアカウントのことは、G垢と呼ばれますのでこれを覚えておきましょう。

  • SUCCESS(サクセス)
  • 商品が購入できたことをいいます。COPも同じ意味。

  • リス(リストック)
  • 商品に在庫が補充され、再販売されたことをいいます。

  • SHOPIFY(ショピファイ)・VARIANT(ヴァリアント)
  • これは、ボット用語ではないのですが、今よく聞きますよね。ショピファイで独自サイトを作って商品販売しませんか?みたいなやつ。あれです。

    海外のECサイトサービスですが、多くの企業がSHOPIFYのプラットフォームを利用しており、ボットも対応しているものが多いです。有名なサイトですとみなさん大好きなMCTですね!

    VARIANTという言葉もショピファイで使われる言葉です。商品の固有の番号のことで、これがわかればボットを事前に回すことができます。

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