こんにちは。wonder boy です。
今回なんですが、Amazonのアカウントスペシャリストからの警告について話していこうと思います。
アカウントスペシャリストの警告を無視します
昨年2017年からアマゾンのアカウントスペシャリストから出品者に対して真贋調査が入るようになりました。
これはひとえに出品者の質の低下に他ならないわけですが、警告は僕のところにもやってきました。
今回は、アカウントスペシャリストから警告が来た経緯からその対策方法などについても考えていきたいと思います。
なぜアカウントスペシャリストから警告が来るようになったのか
そもそもなぜアカウントスペシャリストから出品者に警告が来るようになったのか、改めて考えていきたいと思います。
まずは冒頭に行った『出品者の質の低下』ということについて考えていきたいと思います。
せどり人口増加に伴う問題
ここ近年の副業ブームでせどり人口はかなり増えています。
かつてブックオフに行けばせどらーと高確率で遭遇していましたが、今は家電量販店、おもちゃ屋に行けば大型店の場合は必ずと言っても過言ではないほどせどらーに出くわすようになりました。
せどり人口が増えれば、ルールにきちんとのっとっていない出品の仕方をしたり(展示品箱なし家電を新品で出品したり)する人も一定数増えてくわけで、そうなると購入者からアマゾンのカスタマーサポートへの問い合わせも増えていきます。
定価…数百円のものが10倍くらいの値段で出品されていたりゲーム機の新品を買ったら家電量販店の日付入り印が入っていたり型番の違う商品を納品していたりなど消費者からしたら「あれ、これおかしくない?」というような状況が次々と起きていたのではないかというケースが考えられます。
ゲーム機については、僕もこのような経験をしたことがありました。
Nintendo Switchをアマゾン本体から刈り取ったにもかかわらず、ビックカメラの印鑑が押されたモノが届いたことがありました。
あるいはアミーボを買ったらゲオの値札がそのまま貼られた状態で届いたこともあります。
値札くらい剥がせよ!
と思いましたが、平気でこんな状態でもFBA倉庫に送り込む出品者がいるのです。
ヤマダ電機の値札とかなら小さいので見逃す可能性もありますが、ゲオのシールは結構大きめで、しかもアミーボの場合は、パッケージ正面の透明のプラスチック部分に高確率で値札が貼ってあります。
これを見逃すなんてことはないだろうから、もう気にせず送ってるんでしょうね。
貼ってある値札が、買った値段よりも安くて購入者がどんな想いをするのか少しくらい考えればわかるものなのに。
昨年のちょうどこれくらいの時期にアカウントを乗っ取られたり、あるいは詐欺アカウント(新規の海外出品者)が多数現れるというようなことも起きていました。
それにより、アマゾン側からのチェックが厳しくなっていったのではないかと推測できます。
実際に2段階認証でのログインは必須になりましたよね。
アカウントスペシャリストからの警告とは
ではどのようにアカウントスペシャリストから警告が来るのか、実際に経験している僕が警告文の実物などを例に出して説明していきたいと思います。
アカウントスペシャリストからの実際の警告文
こんな感じでアカウントスペシャリストからは、メールが来ます。
タイトル:Amazon.co.jpからの重要なお知らせ[br num="1"] *本Eメールは、文末に記載のいずれかの商品を現在ご出品いただいている、
または過去にご出品登録いただいたことがある出品者様へお送りしております。ご出品いただいております以下の商品について、
商品詳細ページの記載と実際の商品が一致していない可能性が見つかりました。Amazon.co.jpでは、詳細ページの記載と異なる商品の出品、
または、不適切なコンディションでの出品は禁止されていることをご了承ください。なお、当サイトのコンディション・ガイドラインでは、
新品で出品いただく場合には以下の条件を満たす必要がございます。
-----
「新品」として出品禁止の商品
以下のいずれかに該当する商品は、新品としてAmazonに出品できません。
・ 個人(個人事業主を除く)から仕入れられた商品
・ メーカーが提供する保証がある場合、保証期間その他の条件において、
メーカーの正規販売店と同等のメーカー保証を購入者が受けられない商品
・ Amazon.co.jp上(Amazonマーケットプレイスを含む。)で仕入れられた商品
-----上記とは別に、各カテゴリーにおいても新品として出品するにあたり、細かな条件が定められております。
※https://sellercentral-japan.amazon.com/gp/help/200339950ASIN:●●●●
商品名:●●●●出品者様にて当サイトのコンディション・ガイドラインをご確認いただき、
出品されている商品において、当サイトのコンディション・ガイドラインが定義する「新品」要件にあてはまる場合には、
お手数ですが、本日より7日以内に、これらの商品が商品詳細ページに
記載されている状態で、正規のブランドの商品であることを証明する請求書を添付の上ご返信ください。お送りいただいた請求書を基に審査させていただきます。
お送りいただけない場合、直ちにアカウントを閉鎖させていただく
ことがございますので、ご留意ください。このポリシーについて詳しくは、セラーセントラルのヘルプページで
「コンディション・ガイドライン」や、「出品者の禁止活動および行為、
ならびに遵守事項」をご確認ください。何卒、よろしくお願い申し上げます。
アカウントスペシャリスト
いくつかのパターンはあるようですが、おおよそこのような形の
文体でメールが届き、正規品であることを証明する書類(請求書)を
提供するように求められます。
アカウントスペシャリストから警告が来た時の対策方法とは
アカウントスペシャリストから警告が来た際には、今回の記事タイトルと矛盾しているのですが、無視しているとまずいです。
必ず返信するようにしましょう。
請求書を求められた場合には、提供できる場合はして下さい。
ただし、ほとんどのせどらーは普通の小売店から普通に買っているだけですから、請求書など提供できるはずがありません。
そのため、最低でも仕入れの際は、領収書を貰うことを意識した方が良いです。
領収書も請求書と同等レベルの効力がある書類になるので、請求書が提供できなければ、領収書を提供すれば問題ありません。
また、提供できる書類がない場合は、二度と同じASINの商品については販売しないということを明言すればアカウント凍結などはされずにスルーされるようです。
また、真贋の疑い等が来る商品はほとんどが新品商品になるので、中古のカテゴリーで出すつもりが誤って『新品』で出品していることに
なっていた。
などの言い訳を使い状況を打破できるケースが多いと耳にしています。
いずれにしてもアカウントスペシャリストからのメールにあるように『アカウントの閉鎖リスク』というのがあります。
なので、無視はせず必ず返信するようにしましょう。
アカウントスペシャリストからの警告を無視すると…
アカウントスペシャリストからメールが来た際には必ず返信するようにと先ほど書きましたが、僕のアカウントにもアカウントスペシャリストから警告が来ました、
僕は一定回数やり取りをしたのですがあまりのお粗末な仕事ぶりに嫌気がさし無視をしました。
無視した結果そのアカウントはどうなっているかというと…
該当商品が新品で出品できなくなっただけであり、特に現在問題は起きていません。
そもそもなぜ無視をしたのかといえば、領収書を出したところ、更に同内容のメールが送られて来たので
「領収書はさっき送っただろ確認しろや」的な勢いでメールを返信したら、また同内容のメールを送り返してきました。
アカウントはスペシャリストとのやり取りは電話はおろかチャットも対応しておらず、全てメールでのやり取りになります。
もう、こんな堂々巡りをしているのはバカバカしく感じたためその後のメッセージは全て無視をしました。
その後、お咎めは特にありませんが、あなたは僕と同じようなことはせずきちんと最後まで対応してもらえればと思います。
基本的には無視すると以下のようなことが起きることが想定されます。
・該当商品の出品停止
これは、アカウントスペシャリストから指摘を受けた商品について出品が禁止になります。
昨年多かったのが、クラシックミニのスーファミを出品していたアカウントに次々と請求書を求める連絡がアカウントスペシャリストから行ったようです。
・アカウント停止
アカウントが停止になった場合には、改善報告書を書いてAmazonに認められれば、再度出品が可能になるようです。
納品ミスなどによって指摘された件が起きたのであれば、今後はどのような納品体制で商品を管理、FBAにに納品するのかなどなど
詳細に書く必要があります。
・アカウント閉鎖
ここまで来てしまうと、もう逃れることができません。一発退場です。
アカウントの復活はできません。
せどりで飯を食っている場合には死を宣告されるようなものです。
辛すぎます。きつすぎます。
まとめ
あなたがせどりをしているのであれば、アカウントの閉鎖だけは何が何でも防がなければなりません。Amazonの出品ルールは逐次変化していますので、常に最新の規約などのルールを確認するようにしましょう。
そして、アカウント閉鎖という最悪のリスクがすでにわかっているのなら、別のアカウントを作成するなどの対応をするべきです。
今後、大きな稼ぎをしていくためには複アカは必須になるかと思います。
また、他モールへの展開も同時に検討すべきです。
ぜひぜひあなたも大きく稼ぎたければ、そのための準備をどんどん進めていって下さい。
では、今回はこの辺で。
こんにちは。
今月からAmazonでせどらーを始めました新人です。12月9日にアカウントを開設して、既に3回アカウント停止になり、現在その3回目の停止中です。一回目、個人の特定・証明問題、二回目、税金問題。その度に何とかくぐり抜け、4日前にようやく出品までこぎつけたのでした。
しかし今回真贋調査が入り、こんな漢字、見たこともない(一応大学院まで出ています)。意味も読み方も分かりません。
私は在米で、アメリカの特定の商品をアマゾンジャパンで販売したいと考えています。こちらの人は、コピーライトのような権利にうるさいので、アマゾンジャパンでセドリしてもOKという仕入れ先が中々ありません。それでも、YesでもなくNoと言われたわけでもない仕入れ先の物を、アマゾンに出品していたところ、真贋調査が入り、停止になりました。私の扱っている商品は、新品であることが条件で、それを守っていたばかりに、真贋調査が入りました。真贋調査は、新品商品に対して行われやすいとのこと。
このブログでもありましたように、きちんとアマゾンに返信はするつもりで、しっかり対処していく予定です。もし、アカウントスペシャリストの対応がひどいものでしたら、私もアマゾンのトップにメールするつもりです。
さすがに正直3回も停止をくらって、落ち込んでいたので、誰かに聞いてほしくて、こちらにメールしました。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
めげずに、また頑張ります。
kaori さん
コメントいただき有難う御座います。
新規アカウントは、真贋調査が入りやすいのは、有名な話ですよね。
僕のアカウントは、2012~2013年?くらいに作ったものなので、
真贋調査は一度も受けたことはないですね^^;
是非めげずにチャレンジされてみて下さい。
ジェフにメールを送るのもオススメです^^