こんにちは。wonder boy です。

いわゆる「新人」と呼ばれるときは、誰にでもあり、
予備校講師や、学校の先生も同様なわけです。

そして、もちろん僕もその道を抜けてきたのですが、
今日は、そんな昔の話になります。

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講師になりたての頃

学校の先生の場合であれば、教育実習を終え、
大学を卒業すれば、晴れて先生となり授業がスタートしていきます。
といっても、今まで学生だったわけですから

いきなりいくつもの授業をこなすのは大変で、
まともに黒板に字も書けないでしょうから、
そんな状態で現場に放り込まれれば、
生徒からすれば「この授業わからん」となるのは、当然でしょう。
*多くの人が誤解しているのは、黒板に字を書くのって練習しないと
なかなか難しいんです。慣れてくると、書きながら別のことをしゃべったりも
できるようになりますw

一般的な企業であれば、数々の研修をこなして、配属が決まって
…というような形で進んでいきますが、予備校や塾の場合はというと、
教壇に立つまでに、基本的には、教科ごとに『ネタ』が決まっていて、
研修してくれる講師の授業をまるまるコピーできるようになるまで練習させられます。

そして、現場のチェックが入り、合格できれば、
授業デビューという形になります。

だからこそ、基本的には、どの講師の授業を受けても
「はぁ?わからんし…」となることはないのです!

初アンケート

ところが、僕が授業デビューしてから始めて授業アンケートが
夏期講習終盤になって行われました。
見てみると、数字で1~4まで、『わかりやすさ』、『熱意』
などの項目があるのですが、3や4がついているわけです!
もちろん『1』が一番良くて、『4』が最悪です。
結果を見て

なんでやねん!

思わずツッコミを入れたくなりました。
さらに学生から講師に向けてコメントが書けるわけですが、
「フツ~」とか「字がきたね~」とかまぁ言いたい放題なわけです。

*字が汚いというのはお前が悪いじゃんというツッコミはなしで!m(__)m

アンケートの結果が集計され、総合結果が出ると、
僕は最下位でした。そして、僕は、この原因は教科にあると思っていたわけです。

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分岐点

当時僕が教えていた教科は国語。国語って正直微妙な教科じゃないですか~。
(国語の講師の方すみませんm(__)m)でも、そう思っている教師も生徒も多いと思います。

国語なんて微妙な科目で(関係者の方すみませんm(__)m)
勝てるわけねえだろう!と思っていました。(僕の専門は英語です。)

ところが、違ったんですね。
なぜ、それに気付けたかと言えば、
それは、アンケートのナンバーワンが、国語の講師の方だったからです。

僕は不思議に思って、彼女(女性の方だったので)の授業を覗いてみたんですね。
そしたらもうおもしろい!!別次元の世界を魅せつけられた瞬間でした。
彼女から言われたのが、「ネタなんかできるのは、最低レベルのこと。
つまり、ネタのコピー授業なんてつまらないし、
退屈に決まってんじゃん」ということでした。

これがポンコツ講師にとっての大きな分岐点となりました。

そこから僕は、自分の授業を見つめなおすことになりました。
定番中の定番ですが、自分の授業を録音し、
ビデオを撮るという作業をまずは行いました。

自分で自分を分析する

授業を録音

録音を聞き返すことで、ムダな言葉を何度も言っているな
というふうに気づけました。僕が実際に録音してみて気付いたポイントは以下の点です。

  • 「まぁ」という言葉を連発していた。

「まぁ」ってなんだ!と突っ込みたくなりますよね。

  • 「え~」が多い

これはスピーチの時も同じです。本当に気を付けないといけない

  • 言葉の終わりがよく聞こえない

「これは〇〇なことで、〇〇だから重要な×!◯*。」
このように語尾が明確に発音されていないことがありました。

他にも、国文法を説明する際にも
余計な言葉があったり、
自分では気付かなかった癖が見つかったりと、
多くの気付きがありました。

自分の授業を録音するとイイ!ということは多くの方が
知っていることですが、実際にやっている人って、
数%しかいないはずです。

自分が話している声を聞くのは恥ずかしいですが、
これをやることで客観的に自分の授業が聞けて、
かなり授業力アップに繋がると個人的に思っています。

良い授業をしたいと思っているならやってみてください。

自分の授業を撮影

また、自分の授業を撮影してみるのも良いです。
ありの~ままの~姿見せるのよ~ではありませんが、
自分を映像で見るとかなり恥ずかしくなります。
見てらんない感じです。

授業が終わった後って、以外と自分の悪かった所を覚えていません。
しかし、ビデオを撮ると全てありのまま映っているのでわかってしまうんですね。
僕自身、自分の授業を見た時には、笑顔がない、目線がおかしい、体の動きが怪しいw不自然
などなど多くのことに気づきました。

これらのことで、気付いた点を1つでも良いので
授業中に意識してみてはどうでしょうか。

点と点

その他にも、僕は、他の講師の前で授業をし、
コメントを貰ったりすることで自分の授業を向上させようと思ってきました。
アンケートでナンバーワンを取れたのは、英語を受け持ってからですが、
国語という科目を担当したからこそ英語に活きていることも多いです。

例えば、現在文の解説をする際には、
本文のどこから根拠を拾ってきたかを解説しなければなりません。

学生時代に現代文とか得意だった方でもなぜ答えがこの選択肢
になるのか、なぜ他がダメなのかを説明しろと言われたら、
「ん~…」となってしまう方もいると思います。

この根拠付け(リーズニング)の作業が英語の長文読解
にさらに磨きをかけてくれました。

また、現代文に頻出する用語も頭に入れておかなければなりません。
また近代などの頻出テーマを抑えておくこともそうです。

しかも、自分が理解しているだけではなくて、
中学生、高校生にもわかるように噛み砕いて解説できるようにしなければなりません。
これはかなり難題でした。相当勉強しなければならず
日々の睡眠時間もかなり削りました。

それでも、この経験があったからこそ今につながっていると思います。
スティーブ・ジョブズが、05年のスタンフォード大学の卒業式で披露した
スピーチの中でこのようなセリフを言ってます。

『conneting the dots』
訳すなら、『点と点を繋ぐ』でしょうか。

まさに、その通りで当時、国語の授業をしている僕は、
予備校にいる意味ないと思っていましたし、そこに
価値も見つけられませんでした。やりたくもない教科
をやることになるなんてある意味絶望です。
(当時の生徒に申し訳ないm(__)m)

しかし今となっては、それがあったからこその今の授業
だと思っています。

ジョブズは、先を見て点と点をつなぐことはできないと言っていました。
もちろんその通りで、『後』から振り返って初めてできるのです。

今、やりたくもない仕事をしている、望んでいない部署に配属
されてしまったとかで、仕事に嫌気がさしてしまっている
社会人の方は、ぜひ「今やっていることが将来何らかの形で
点と点として繋がる」と信じてもらいたいです。

というわけで、講師、教師に成りたての人とかだけでなく、
ここでは俺の力は発揮できないと、会社や部署に嫌気がさしている方にも参考になれば幸いです。

 

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